成田と関空から飛んでいた、日本航空のデンパザール便が
１０月から運行廃止になると聞きました。
そうなると、両間を直行で結ぶのはガルーダインドネシア航空のみになってしまいます。

１５年前私がバリに出店した頃は、全日空も就航していて
シンガポール、グアム、クアラルンプール、ソウルなどの経由便を合わせると
バリへの手段は沢山ありました。
そして、それでもチケットが手に入らないほど、人気の路線でもありました。

当時全日空のバリ就航の際に、「あの島ヘ！」と言うコピーで広告していたのを覚えています。ミステリアスで郷愁をそそる美しいコピーですが
その頃のバリは、まさにそんな趣に満ちていました。

２度のテロと暴動、コレラやインフルエンザ等
ビジネスの存続に関わる打撃を乗り越えて、１５年が経ちました。

日本航空の運行廃止は、本当に残念でなりません。
いつかまた「あの島へ！」、私たちの夢を乗せて飛んでほしいと念じてやみません。

５月は決算や出張が重なり、心身ともに余裕ゼロ。
「疲れたなぁ」と思った時、すぐ頭に浮かぶのがビンチャウの泥温泉です。
　ホーチミン（ベトナム）から車で３時間、ちょっと遠いですが日帰りも可能な
広大な敷地を持つ湯治場です。
　ビンチャウは海際の温泉、ミネラルをたっぷり含んで湧き上がるお湯は
そのままお風呂やプールに使われています。

グツグツといたる処に温泉泥が沸いていていて、その泥にユーカリオイルを混ぜ
全身顔まで塗れば真っ黒！誰だか解からない姿に。
その後，木や竹で囲った「小屋風」の温泉で，泥を流してのんびり湯治・・・
これがこの上なく気持ちいい！
３〜４人が入れる小屋は貸切で、お湯は何度でも自由に入れ替えて入れます。
出ては入り、日向ぼっこしてはまた入り・・・。

持参した卵で「温泉卵」を作り、もぎたてのバナナをパクパク。
ビンチャウは心と体のオアシス、お勧め湯治場です。