５年間営業して参りました、なか市の「なか健康センター店」は、
契約満了で今月末にて閉店致します。

長い間ご利用頂いたお客様、本当にありがとうございました。
東海本店やその他店舗は、通常通り営業を行っておりますので、
今後ともどうぞ宜しくお願い申し上げます。

ホテル店舗の休館日を利用して、社内勉強会を行いました。
入社3か月から3年の社員10人の、技術メンテナンスとスキルアップが
目的です。

普段はお客様と1対1の個室で施術するため、同僚の接客や施術は見れませんが、全員一緒の勉強会では、お互いの得手不得手や改善点も確認出来ます。

　＜今回の勉強会で気になった点＞
　①施術姿勢に「軸」を
　　施術時の姿勢に「軸」が無いスタッフが多い。
　　踊りやスポーツと同じく、マッサージも「運動」なので、
　　全身を使って行います。
　　手や指先の動きに捉われ、顎が上がりお尻が落ちないよう、
　　体の軸（バランス）を意識すると、施術姿勢が変わります。

　②呼吸と動き
　　施術と呼吸は、切り離して考えないで下さい。
　　施術の「リズム」と「圧」は、自らの呼吸と連動させて行きます。
　　野球やゴルフ選手は、息を吸いながらバックスイングし、
　　吐きながら投げたり打ったりしています。
　　逆を試して下さい。飛距離も方向もコントロールできませんね。
　　施術時の「圧」や「沈み」も、自身の呼吸と連動させ、
　　吸っておいた息を吐きながらかけて行くと、施術のリズムも整います。
　　圧をかけると手や腕が振るえる人は、まず呼吸を意識して練習して下さい。

　③支え圧の重要性
　　体に触れている指（手）以外の指（手）が、遊んでいる人が
　　半数いました。
　　プロのバイオリンや琴、ピアニストの指を思い浮かべて下さい。
　　弦や鍵盤を叩いている以外の指も、同じように運動し緊張しています。
　　これは使っている指が最高の「音」を奏でるよう、支えたり
　　バランスを取ったり、時にはスピンやテンションを助けたりしています。
　　マッサージにおいても同様で、これを「支え圧」と呼んでいます。
　　親指で掛けている圧を、残りの指がどこで支えるか、
　　どう支えるかで、ストライク圧かファールか暴投になるかが決まります。


指と手の動き、圧のかけ方の質問が多かった勉強会でしたが、
①〜③の基本をまずマスターし、上手な施術を体感する事を奨めます。
基本と体感を知れば、短時間でで完璧な技術習得が可能です。
プロとアマの線引きが無いセラピスト職だからこそ、
スーパープロを目指して行きましょう！

勉強会終了後はみんなで乾杯！
のんびり温泉に浸って、実り多い2日間でした。