1.ペクチン含有の食品、飲み物の摂取を積極的に心掛けること(特に、リンゴ、干しブドウ、ブドウ、海藻類にはペクチン質が豊富なので積極的に摂取する)
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2.特に、子供と妊娠した女性は上記のペクチン含有食品を積極的に摂取する
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3.放射線核種で汚染された可能性のある地域の住民は、非汚染のクリーンな食品類の摂取はもちろんであるが、しかし極めて困難であることからなるべく食物繊維の豊富な食品を毎日の生活の中に規則的に摂取できるように工夫する
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4.特に有効性が高いリンゴペクチンの摂取が進められるが、このペクチン質はリンゴ一個(約200g)当たり約0.2%(約0.4g)含み、食物繊維としては2%(約4g)含むので、ペクチン質の効果的な一日摂取量を2g/dayとすれば毎日リンゴ五個を食べることになるが、食物繊維も存在することから毎日リンゴ二個程度が推奨される(ネステレンコ博士論文で使用されているVitapectは
毎日10g(5gX2回)服用しているがペクチン質が20%なのでアップルペクチンとして2gを毎日摂取したことになる)
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5.製品化されている低分子化アップルペクチンの摂取ができれば理想的である(低分子化されたアップルペクチンは活性酸素の消去能に優れている(田澤))
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6.野菜やキノコ類は水に浸す、茹でる、塩漬け、酸漬けにすることで汚染した放射線核種量を数分の一に減らすことができる
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■付記:作用等に関して
7.Cs-137の体内取り込みは、94%が食べ物から、5%が飲み物から取り込まれ残りの1%は空気からであることを知っておく
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8.子供に対するCs-137の影響は、特に心血管系、神経系、内分泌系、免疫系と腎臓、肝臓、眼などあり、病的変化をもたらす
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9.ペクチンは消化管でCsに化学的にイオン結合するといわれており、他にも緩衝作用、吸着力、解毒作用(G. Malyoth)と静菌作用(田澤)発揮することから総合的に便量を増やしCs-137にも有効に作用すると思われる
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10. ペクチン摂取は、血清K,Zn,Cu,Feなどの微量ミネラルのバランスには影響しない(V.Nesterenko)
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