その昔若い頃のお正月、母が何日もかけておせち作りをし、父は近所の農家から貰った藁を編んで、お正月飾りを作っていました。
大晦日と元旦にははっきり線引きがあり、割烹から晴れ着に着替え、家族揃って近所の神社へお参りに行ったものでした。
懐かしい半世紀も前の昔の事です。
そんな「ド」アナログ時代と今を比べると、早くて便利で簡単になった半面、知恵や工夫や味の薄れた社会になった様な気がします。
私の今年はヒマラヤの麓を巡って、手付かずの自然や高山の薬草、精油と民間療法、歳月をかけて作られる織物を見て回ろうと思っています。
中国成都からチベット自治区の拉薩へ、ウランバートルからカラコルムへ、そして去年も行ったカトマンズからポカラへ、何回かに分けてトライします。
まずは4月成都から高山鉄道で30時間、チベットの拉薩へ。
拉薩では海抜5千メートルにある、ターコイスブルーの塩湖(ヤムドゥク湖)まで行きたい(高山病にならなかったら)!
駆け足で来た40年のセラピスト生活を振り返り、大自然の中でひと呼吸する1年にしたいと思います。
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