お土産に頂いたバティックの美しさに魅かれ、初めてバリへ行った20年前（47歳の時）。溢れる自然の恵みと、包みこまれる様な居心地の良さに、何のためらいも無くスパを開業しました。
ヌサドゥア、ジンバラン、ウブド3店舗を駆け巡った日々を、懐かしく思い出します。
この島にいると、何でも「可能」になりそうな見えない力に後押しされ、スパも物造りも思いのままに夢を形にできました。

あの汗、汗、汗！の日々から20年・・・・・。
今はスパ家具やインテリア等の物造りで、バリへ通っています。
デンパザールにある馴染みの布問屋でバティックを広げながら、私をバリへ導いてくれたこの布の不思議な力を、感慨深く思い返しました。

神々の島バリ島のアグン山から白煙が上って、噴火の危険が高くなっています。
小さな地震も多発して、10万人以上の周辺島民が避難をしているそうです。

バリ島は日本の愛媛県ほどの広さ、アグン山は富士山と同じくらいの標高。
デンパザール空港から北へ75キロほど離れていますが、観光のお客様の8割が旅行をキャンセルしているそうで、観光の島にとっては深刻な状況です。

私は10月11日から10日間の予定で出発しますが、デンパザールから北方面を避けて行動し様と思います。
これから雨季に向うバリ島、避難や被害が最小限であって欲しいと願っています。