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#040 気を付けて!<ATM編>(6月29日)
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空港やショッピングセンターで、銀行のATMを見かけますが
公衆電話?プリクラ?みたいな、頼り無いマシーンの為
まだ一度も利用した事がありません。
ところが先日、トラギアのATMで払い戻しをしようとしたお客様が
ATMにカードを食べられてしまいました!
カードを入れて、必要事項を入力したっきり応答が無く
カードもお金も出てこない!・・・そんなのアリ?!
あわてたお客様は銀行に電話をしましたが
あいにく土曜日で、だれも出ません・・・
旅行会社のバリデスクにSOS!
しかし返ってきたのは
「月曜日に銀行が開いたら連絡します」ですって!
月曜日には、もう日本へ帰っちゃう方なのに・・・。
人ごとながら、怒りがバクハツしそう!!
なのに!さらにビックリ!
「30分ぐらいATMの前に居てみて下さい。
お金かカードが出てくることもありますヨ」
あ〜信じがたいこの現実・・・
のんびりおおらかなバリの、マイペースATM情報でした。
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#039 気を付けて!<ガイド編>(6月28日)
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観光のバリは、大手旅行代理店の優秀なガイドばかりじゃなく
ビーチで憶えた流暢な日本語で近づいて来る『下心ガイド』や
「明日はどこ行くの?」と声をかけて連れ回す
ソロタクならぬ『シロガイド』がいっぱい!
大体は「友達のお店」とか「人気のお店」と偽り
バックマージンが50%もある「契約店」へ案内するのが普通。
人なつっこく、穏やかで、たどたどしい日本語。
危なくなさそうだし・・・と、気軽に案内を頼む方も多いですが気を付けて!!
見ず知らずの外国人に、押し売り親切・・・何かある!
「バリは何回目?」と聞くはずだから試しに「30回目!」と答えてみて!
シロガイドの顔は曇るはず・・・
だって「バリは初めて」の方が都合がいいんですもの。
こんな人ばかりではありませんが、やはりお国柄でしょうか。
アロマトークへも「お客さん連れてったら何%くれる?」の電話はひっきりなし!
「マージンが無いんなら、いっぱいで予約できないことにする」ガイドも・・・
お客様!どうぞ直接お電話下さい!
シロガイドより、はるかに上手な日本語でお答えしてます!
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#038 気を付けて!<空港編>(6月23日)
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デンパザール空港での出入国時に
税関やイミグレーションで「信じられない体験」をよくします。
勝手にターンテーブルから荷物を運んで
「一個500円です!」なんて見栄見えのちゃっかりさんから
何にも問題ない荷物にあらぬ理由をくっつけて
ポケットマネー集めが忙しい税関職員も。
先日帰国の時、アタのランドリーBOXが特大だったので目立ったのか
セキュリティーのおじさんに「What is this?」と聞かれました。
中身は、木製のランプとお面、木の葉のバックとクッションなのに
「ちょっと別室で調べます」ですって!X線検査もOKだったのに!
「ドキュメントは?」・・・税関でもないくせに・・・。
「重量オーバー!」・・・チェックは航空会社の仕事!
「いくら使った?」・・・そんなの私の勝手!出国に不要な質問!
「セキュリティーは、荷物に危険物が無いかチェックする所でしょ?」
と聞いたら、「タバコ代をくれれば,部屋から出してあげる」
ですって・・・びっくり!思わず言ってあげました。
「私の荷物より、あなたがセキュリティーチェックを
受けた方がいいんじゃない!」
こんな人ばかりではないけど、日本とはかなり違うお国柄。
こんなことに遭遇しても冷静に。
お財布は開かないようにしましょう!
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#037 タバナン ペジャテンの陶器村(6月19日)
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タナロットの少し先、ペジャテンは焼き物の村。
屋根瓦の工場に混ざって、食器やツボを焼いている店もあります。
日本の「益子焼き」「笠間焼き」のように
村の道沿いにショールームを兼ねた工場がつながっています。
工場と言っても「家業の作業場」に近く
焼き釜の周りには、土や薬、失敗作で雑然として・・・
しかも、昼食や子供の遊び場にもなっています。
バリで作られている他の陶器に比べて焼きがしっかりしていて割れにくく
デザインも思わず手が出るかわいさ。
丸いフォルムに、プルメリアやトンボ・カエル、木の葉のモチーフがいかにもバリ!
シンプルな濃い緑やグレー・鉄紺の淡色使いです。
「サンプルがないと何にも作れないよ!」
と、作家にあるまじき発言をする割にはステキな作品ばかりです。
プルメリアの小さい花をあしらった、オイルボトルやティーカップ
シュガーポットに石鹸トレーを、オーダーしてみました。
まずは1コづつ!もし思い通りの出来上がりだったら必要数を又オーダーします。
「10日ぐらいで出来るから取りに来て。電気が無いから昼間ね!」
と言われて店の天井を見たら・・ホント!電気が無い!
素朴で暖かく、なつかしい。
そんな表現がぴったりな、ペジャテン村の陶器は
タイムスリップしたようなこの村と、村人そのままでもありました。
ペジャテン村の陶器
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#036 「コス」と「ルコ」(6月11日)
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アロマトークのスタッフは,約80人。
その内自宅通勤は10人だけで
残りのスタッフは「コス」と呼ばれるアパートに住んでいます。
電車やマイカーが無いので
地方出身のスタッフは、職場の近くに「コス」を借りて通勤します。
ちょうど日本の昔の長屋みたいに、共同の炊事場や洗濯場を囲んで
6畳間ほどの部屋がたくさんあります。
家賃は一ヶ月20万〜25万Rp(3,500円)が相場です。
水道光熱費も含まれているのが普通ですが
電化製品が多いと、ちょっぴり家賃がアップするそうです。
6畳一間のコスは,日中40度を越すこともしばしばで
夕方涼しくなるまでは、外で料理・洗濯・水浴び・・・。
「ルマ=家」「トコ=店」をくっつけた「ルコ」は
最近バイパス沿いに沢山出来てきた「店舗付き住宅」です。
こちらは、場所によっては日本並みの家賃も珍しくありません。
ブティックやカフェ・ギャラリーに、外国人が借りて見事に変身!
おしゃれなお店も沢山あります。
昔とあまり変わらないバリ人の生活とどんどん変わる環境のアンバランス。
でも、そんな所もまたバリのもう一つの魅力になっているのかも知れません。
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#035 バリの「洗濯」(6月4日)
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一般的なバリ人の家庭では、お洗濯はまだ“手”でしています。
洗濯機だけでなく、冷蔵庫や掃除機は主婦のあこがれ、高嶺の花。
まだまだ根強い「男尊女卑」も手伝ってかテレビ優先が当たり前になってます。
そんな訳で、バリの女性達は井戸端で井戸端会議をしながらお洗濯。
洗濯物に、洗剤を溶いた水を含ませ
石の上でトントンたたいて、汚れをおとします。
なんだか布地が傷みそうで、納得いかないのですが
「洗濯機は布が痛む!」と信じているらしく
この原始的、かつ信じられない方法で繰り返されています。
洗濯物が乾いたら次はアイロンがけ。
防虫と殺菌のため、必ずアイロンをかけます。
アイロンと言うより、大きめな「コテ」と言う感じで
霧吹きでシワをのばしながらあてていきます。
綿素材が殆どのバリの衣服は、パリっと気持ち良い仕上がり。
たまに、ストッキングやプリーツのスカートにまで
アイロンがけしてくれちゃって・・・。
溶けちゃったり、フレアーになっちゃったり・・・。
予期せぬ「事件」に驚くことも。
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#034 世界の布地が揃ってます!(6月1日)
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マタハリモールの「アルタ・モダ」には
世界中の布地が揃っています。
リネン、シルク、コットン、ウール、レース、etc・・・
100坪くらい?の広い店内は「え?ここはバリ?」とビックリする品揃え。
きちんと整理されて、とても見やすく、ちゃんと値段も表示されてます。
普通の布地の他に、伝統のバリレースや
色鮮やかなインドのサリー地、タイシルクも沢山揃っています。
カラフルなタイシルクで、ミニクッションを。
ウエディングドレス用のレースで、カーテンを。
そんな贅沢も叶うお値段に、ついつい通ってしまう・・・。
店員さんが超熱心で・・・
もう少しゆっくり選ばせてくれるともっと楽しいのですが
・・(ごめんなさい)
DFSバリガレリアの裏の、大きなショッピングモ−ル。
「マタハリ・モール」と言えば、タクシーの運転手でなくても
だれでも知っていますから迷わず行けます。
メインゲートから、左手のアーケードに折れてすぐの
「アルタ・モダ」。布好きな方へお勧めです!
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