代替医療として歴史を持つ後進国のマッサージには、
感銘を受ける事が多々あります。
今回のバリ滞在中、7人のセラピストの「手」を体感して来ました。
全員がそれぞれ別のスパで働くセラピストで、2時間のマッサージを滞在先のホテルへ出張してもらって受けました。
同じ環境で、集中して受術したかったからです。
セラピスト個人の技術差は別にして、手技や施術工程等、各スパの特徴がはっきりしていて、それぞれに学ぶ所が多かったです。
共通して言えるのは、自身の体にテンションやスピンをかけて、自然な圧を掛けています。指や腕でなく、セラピストの体の「軸」からの「圧」が、私の体の「芯」に伝わって来る感じです。特に肋骨間や骨盤筋とひざ裏、胸部下と二の腕の流し技術には、目から鱗の手技が沢山ありました。
改めて「バリニーズマッサージ」の質に感動し、バリへ出店した17年前を思い起こしました。またバリで仕事をしたい!そんな思いを募らせてくれる、素晴らしいマッサージでした。
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